塾長コラム(6月-1)

吉野町通信(2015.6月号長谷川コラム:長谷川の哀)です。

 選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が、17日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立しました。国政選挙では、来年夏の参院選(2016年7月25日任期満了)から、18、19歳も投票できるようになる見通しです。
1945年に「25歳以上」から「20歳以上」に引き下げられて以来、70年ぶりの改定となりますが、実に長い道のりでした。改正法により、約240万人の18、19歳が新たに有権者となり、全有権者の2%強を占める見通しです。施行後初の国政選挙が最初の適用対象となり、その後に地方の首長・議員選挙にも順次適用され、最高裁裁判官の国民審査投票資格も付与されます。国立国会図書館の08年の調査によると、世界189カ国・地域のうち170カ国・地域で、18歳までに選挙権が付与されており世界的な趨勢とはいえ、日本もようやく世界の流れに乗ったようです。しかし70年ぶりの改正とは時間がかかりすぎたとの印象を私は持ちます。選挙年齢が引き下げられたことに賛成しますが、一つ問題点を提起します。それは投票率の低さです。これまでの国政選での20代の投票率は全体を大きく下回っています。ドイツなどは州議会選挙で最初に16歳選挙権を認めた選挙では16-18歳の投票率は20代~30代よりも大幅に高かったとのことです。今回の選挙年齢引き下げを契機に日本の若者にぜひ政治・社会に興味を向け将来の方向についてしっかり考えてもらいたいと思います。吉野町教室では、生徒に、自分を見つめて勉強する目的、自分の将来について考えるきっかけ、ヒントなどを投げかけるようにしていきます。こうしたことの積み重ねが自立心をはぐくみます。この自立心を持つことで、成績は伸びていきますので、ご家庭でもお子様の自立心を育むことを意識していただければ・・・。でも言うは易く難しいのが実態ですね!親御さんにエールを送ります。
長谷川