塾長コラム(7月-2)

吉野町通信(2015.7月号長谷川コラム:長谷川の驚)です。

 欧州宇宙機関(ESA)の彗星着陸機「フィラエ」が着陸を果たした67P彗星の奇妙な外観は、地球外微生物の存在で説明できるとの新説が、6日、天文学者チームから発表されました。氷の湖を覆う黒い外殻、底が平らのクレーター、表面に点在する大きな岩など、凍った塵の塊である67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の特徴の多くは、微生物の存在と「整合する」ものだといいます。英カーディフ大学のマックス・ウォリス氏は、英王立天文学会(RAS)が発表した声明で、ESAの彗星周回探査機「ロゼッタ」によるこれまでの観測は、67P彗星が「凍り付いた不活発な天体ではなく、地形上の変化が維持されている」ことを示していると述べています。実際、秒速32.9キロで太陽方向に突進している67P彗星は「地球上の北極や南極より、微生物の生存に適しているかもしれない」といいます。
 微生物クラスの生命体なら、条件に合う環境は、割とあちこちにあるというのは、最近ではよく言われていることですが、それが、初着陸に成功した"彗星"であるという点が、興味深いです。
着陸時には、場所が悪く、充電ができずに休眠してしまったフィラエですが、見事に復活し、このような有意義な成果も挙げてくれているので、良い続報を待ちたいと思います。
 サイエンス(理科)には収集したデータを分析しまとめ、自分の考えをしっかりと表現する力(いわゆる人間力)が必要だと思います。この力は社会に出てからも一番求められるものです。神奈川県の公立高校理科の入試は全国一難しいといわれています。ここ2年の平均点が100点満点中30点台です。まさに高校入試を通じてこうした力が備わっているかどうかを見極める観点が盛り込まれています。さあ、受験生諸君!臆することなく全国一難しいといわれる理科に思いっきりぶつかろう!それには、ニュースや、TVなどで時事問題を聞いて自分だったらその問題についてはこう考えると、日ごろから少し時間をとって考える習慣をつけてください。
政府が14日に閣議決定した安全保障関連法案は、自衛隊の役割を大きく変えますが、あなたはこの法案についてどう考えますか?
長谷川