塾長コラム(8月-2)

吉野町通信(2015.8月号長谷川コラム:長谷川の驚)です。

 みなさんはなぜ東京五輪が夏に開催されるか知っていますか?
マラソンは、五輪の花形競技ですが、最も暑さの影響を受けやすいスポーツの一つです。少なくとも2時間は、炎天下で走り続ける必要があります。最近日本では猛暑が続く傾向にあります。おそらく2020年も猛暑になる可能性が高いといわれています。マラソンを筆頭に猛暑での過酷な競技について配慮すれば当然秋開催のほうがよいと思われています。しかし秋には開催できないのです。秋にできない理由は、巨額なテレビ放映権料です。
アメリカのNBCユニバーサルは、22年冬季から32年夏季までの6回の五輪の米国向け放送権を、76億5千万ドル(約7780億円)で獲得しています。秋は、欧州ならサッカー、米国は大リーグが佳境を迎え、アメリカンフットボールのNFLとも競合します。他のスポーツとテレビの放映枠を争うようなことがあれば、テレビ放映権料に影響がでかねません。IOCは、収入の9割を、各国・オリンピック委員会や各競技の国際連盟などに還元しています。IOCの方針に対して、巨額の補助金を受け取る側からは、反対しづらいのが現実です。開催時期をずらせないのは、東京五輪に限ったことではないので、気候条件的に、真夏の開催ができない都市は、立候補するなということです。沖縄で冬季五輪ができないのと同じです。
 さて、受験生はこの暑い夏の頑張りが合否の分かれ道であることを口を酸っぱくして言ってきました。夏休みが終わればすぐに期末試験です。秋になれば徐々に涼しくなり、勉強をするにも1年で一番過ごしやすい時期となります。秋以降の日は早く暮れていきます。益々時間の流れが速く感じられます。受験生諸君!まだ入試までは間があるなんて決して思ってはダメです。あっという間に試験を迎えることになります。秋以降の頑張りが合否の分かれ道です。あと数か月、全力で勉強しなさい。決して後悔のないように!
長谷川